2012年3月13日火曜日

MYOGザック


Hiker's Party 2012 Spring 「MYOGの世界」に参加させてもらいました。Hiker's Depot-土屋さんをはじめ、多くの人の尽力によりとても楽しく、そしてアツい会になったと思います。 僕は自作ザックで参加させてもらったんですが、会場に来られなかった方、また、僕のヘタレプレゼンでは伝わりきらなかった方にこのブログを通して作品を紹介したいと思います。…と、その前にスミマセンがちょっと手直しさせて下さい! 詳細はしばしお待ちを〜!!

2011年12月22日木曜日

道具リスト活用サイト「dyog」をいじってて気がついたんです。手持ちの道具たちはかなりの確率でデフォルト(初期)状態ではないことに。例えばスタッフバッグひとつにしても、ひもを細いのに交換してたりコードロッカーをはずしてたり…。
重量の変化は置いといて、使い勝手が違うと思うんですよね。

「ちょっとしたことでより使いやすくなる」

というのがどうやら好きなようです。その一例を…


こちらはみんな大好き「アライテントのスティックペグ」です。
軽いし強いしかなりオススメな一品。…が、しかしその形状ゆえ地面に刺さったコイツを抜くのはなかなか大変です。また、存在が地味なので撤収時に適当にポイポイ置いておくと行方不明になりがちw

そこで上の写真のように改良! 柄の部分にドリルで穴をあけ、リフレクティブダイニーマ(ひも)を通しました。これなら見つけやすく指でも簡単に抜けます。また暗いうちに撤収する場合も光をかざすとリフレクティブダイニーマが反射して存在を自己アピールしてくれるというわけ。

加工は電動ドリル等の工具があれば難しくはありませんが、なにせ穴をあける部分が狭いのでまずポンチでヘコミをつけ細いドリルで穴を貫通させてから最終的な太さ(この場合は3ミリ)の径のドリルであけるとうまくいきます。さらに、それより太い径のドリルで穴の肩の部分を面取りしてやればひもが切れる心配もなくなります。何度も使ってますが強度的にはまったく問題なし。ぜひお試しあれ〜

2011年10月20日木曜日

鎌倉ハイカーズミーティングの中で…

実はこのイベントで「山と道 U.L.FramePack ONE」をはじめて見て、手に取り、背負ってみることができました。
結果、人間、ほんとうにすごいものを目の当たりにすると驚いたり笑ったりするのではなく、「絶句、声を失い頭が真っ白になる…」というのを思い出させてくれるほどの衝撃でした…! 

ここ最近、自分も自作ブームでザックにも少し手を出していただけに余計に感じ取れたのかもしれません。ほんとうに一瞬、気が遠くなるほどの素晴らしさだった…! 軽量化と剛性のバランス、行き届いた使いやすさと それを実現する数々のアイデア。そしてなにより 背中にピタッと「納まる」(←この表現が正しいと思うほどの)至高の背負い心地…。

「なんだこれ…!!」僕が背負ってクラクラしつつ次に発した言葉でした。

あまりの感動に写真が一枚もありませんw(スミマセン…汗)
(山と道 HPより)サイズやカラーも自分好みに対応してくれるセミオーダーシステム。

特に僕が感心したのがショルダーハーネスなどの体に触れる部位のつくりでした。固すぎず、柔らかすぎず、厚すぎず、薄すぎず。表面に使っている素材も肌にストレスがかからないようなソフトな触り心地。体に接する部分は長い時間背負っていると小さなストレスでも徐々に不快に思えてくるのでこれはすごいと思った。

こういった目線はビルダー(制作者)のyumiさんが女性ということだけではなく、実践や試作をくりかえし、あくまで使用者の位置から物作りをするという強いこだわりを感じた。既存の各ザックメーカーはこのザックを買い、研究しないとこの先の未来がないんじゃないかと思うほど。

U.L(ウルトラライト)系のザックはどれも一見するとフニャフニャなただの袋のように見えがちで「なんでこんなものがこんな値段なんだ?」と思う人も少なくないと思います。(自分も最初はそうでしたw)確かに太くしっかりしたアルミフレームが入っていてがっつり背負えるザックもそれはそれでいいと思いますし…。

ただ、U.L系ザックは軽くてもちゃんと背負えるための技術や工夫が施されています。そのパッと見ではわからないところにお金がかかっているということを知ってもらうためにも、ぜひ実物を見ることをおすすめします。

2011年9月28日水曜日

山食器考

自然の中で食べるごはんってなんであんなにおいしいんでしょう。コンビニのおにぎりも家や職場で食べるのとはひと味違います。
きれいな景色を眺めながらバーナーでお湯を沸かし、温かいスープやコーヒーを飲んで一休み…。こんな贅沢、下界ではそうそう味わえません。

と、そこでなくてはならないのが食器であります。

せっかくいいロケーションで食べるのに割り箸や紙皿っていうのはちょっともったいないですよね。
今回は「食器」のうちの手に持って扱うものについてです。調理方法や量とかはとりあえず置いといて自分のアウトドア(主に山)の食事を系統別で表すと 米系4:麺系4:固形系3(パン含む)といった感じです。固形に関してはだいたい包装袋なんかがあるので食器は必要ないですね。スープ系もクッカーから直飲みです。

奥から〈Mizo:チタンスモールスプーン /10g〉 〈GSI:テレスコーピングスポーク / 9g〉 〈 LIGHT MY FIRE:スポーク /10g〉


どれも軽くていいんですが、若干 中途半端な気もします。山ごはんでお馴染みの袋に入ったアルファ米などを食べるにはMizoではちょっと短い。GSIのはカレーやリゾットなどの液っぽいものを食べると可動部に汁が入ってしまいあとで拭くのが面倒。LMFは可もなく不可もなくですがフォーク部分はソーセージを刺すぐらいしか今まで使ったことがありません…。

そんなある日、こんなものを見つけた。

ビーカーや試験管なんかが置いてある売り場にあった調剤用のスプーンです。ステンレスとプラスチックの二種類あり値段も格安!(たしか数百円) 長いスプーンで金属ではないものを探していたのでこれは!と思い購入。(金属同士が擦れる感じがどうしても苦手なのです) 手前のもの(7g)を現在使用してますが特に折れる心配もなく、スプーンの頭が小さいのでクッカーや袋の隅まで良く届きます。細身なのでスープやインスタントコーヒーなどを混ぜるマドラーとしても違和感なく使えます。

そして、なんだかんだ言ってやっぱり箸が使いやすい。〈無印良品 : 携帯お箸? /15g〉 〈100均 : 竹箸 /10g〉




「日本人の魂」も大事ですが、道具として箸はとても優れてると思います。手前の竹箸(10膳で105円てw)をしばらくスタメンで使っていたんですが、箸にはもう少しこだわりを持ちたいと思ったのと、パッキングのしずらさから奥の分割可能のものにしました。残念ながら無印では廃盤になってしまったようですが 柄は丸く、先の部分は四角 というなかなかの懲りよう。材質も柿の木でいい感じです。

そしてこの箸にはある細工を施してあります。
アウトドアでは平らな所が少ないですよね。クッカーの淵に箸を乗せるとコロコローっと転がって地面に落とした人も多いでしょう。
ところがこの箸は…↓


アラ不思議!? 転がっていきません。



タネあかしはコレ。柄の部分にマグネットをしこんでいるんですねー。
ちょっとした工夫ですが実用度は◎ 置いておく時もピタッとそろってお行儀が良さげですw
※現在はバランスを改善して柄の真ん中にマグネットを入れています。

2011年9月16日金曜日


旅立つ君にティッシュケース(笑)「男気あふれるブラックでな」

2011年9月15日木曜日


この道を行けばどうなるものか。